初めての一人暮らし ③衣食住の「衣」
ノーファイトです。
お題「初めての一人暮らし」の3回目は衣食住の「衣」です。
実はあまり書くことがありません。男子大学生がオシャレをするというのはこの頃あまりなかったですし、私にはオシャレをする経済力はなかったためです。
要するに着た切り雀だったのです。
チュンチュン
ですが、必死になって思い出すと、オシャレに関係しそうなことが少しありました。
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異性のこと
「衣」といえばオシャレ、オシャレと言えば「異性」ですが、私にとって異性は遠い存在でした。喫茶店のウエイトレスを見てドキドキしていたくらいに縁がありませんでした(詳しくは ↓ をご覧下さい)。
そういう時代であったとも言えますし、そういう大学に通っていたとも言えますし、そういう私であったとも言えます。
とにかくファッションを意識するきっかけ、つまり女性との縁がなかったのです。
ですが、縁をつくる努力を二回したことがあります。
ゴウハイ
いまや死語となっていますが、ゴウハイというのが当時はやっていました。合同ハイキングの略です。男女が合同でハイキングをすることです。アルコール抜きが原則だったと思います。
こんな風にならないかなと思って、 ↓ 参加しました。
ハイキングにふさわしい服も買いました。
男女合わせて12人くらいで、近くのそう高くない丘に行きました。他愛のない話をして、お昼に弁当を食べました(そういえばお弁当、どうやって入手したんでしょう)。
それ以外のことはまったく覚えていません。何も起こらなかったのでしょうね。
ダンパ
これも死語でしょうか。ダンスパーティのことです。
当時、大学生になったらダンパという雰囲気が、一部の活発な学生の間にありました。
私も参加してみようと、近くにいる活発な男子学生にレッスンをお願いして、私を含む活発でない男子学生たちがレッスンを受けました。ジルバともう一つ忘れましたが、習いました。
いい加減に練習して、そう日も経たないある日、こんな風にならないかなと思って、 ↓ 参加しました。
一張羅のスーツを着ていったと思います。蝶ネクタイは持っていませんでした。
会場では勇気を振り絞って、2,3人の女性に声をかけ、踊っていただきました。公の場で、異性の体に堂々と触れることができることに深く感動しました。同時に、公の場で、異性に声をかけることがいかに大変であるかも学びました。二つのことを一時に学習できたわけです。
それ以外のことはまったく記憶していません。何も起こらなかったのでしょうね。
振り返れば
男の友人知人と遊ぶ場面ではほぼ常にアルコールが伴っていました。誰かの下宿に集まって、安い酒を飲んでしいました。
しかし、女性を目指した場面では完全にノンアルコールでした。一人暮らしの学生時代、女性とお酒を飲んだ記憶はないのです。今から思えば不思議ですが、本当にそうだったのです。
女性と無縁、したがってファッションに無縁、そのために一人暮らしの時代の「衣」について、ほとんど書くことはないということになります。
予想していた通りの結論になりました。すみません。