【英会話】海外旅行で困らないように勉強してます。 日本語から英単語を覚える "manu"は手
ノーファイトです。
前回、"ped"=足 を手がかりに語彙を増やす試みをしました。
実はそのとき、ペディキュアという単語からからマニキュアという単語を連想していました。
"mani(manu)" は手
pedicure(ペディキュア)が足を気にして爪に色を塗るのだから、manichure(マニキュア)は手を気にして爪に色を塗るじゃないのかと、思っていました。
ただその時点では確証はなく、もう少し調べてから書こうと思っていました。なんと言っても、関正生先生の本では扱われていなかったので、慎重になったのです。
manicure
ですが、間違いはないようです。mani(manu)はやはり手でした。
そして、cure は care つまりケアと語源が同じでした。マニキュアは手のケアという意味だったのです。
ですので、mani(manu)=手を基本に、知っている日本語から英語の語彙を増やそうと思います。
manual
これにはたくさんの意味がありますが、基本は手です。
手引きといういう意味での「マニュアル」はほとんど日本語になっています。
自動車でオートマティックに対して(免許にオートマ限定がありますよね)、クラッチ操作の必要なタイプをマニュアルと言います。足の操作が複雑なのですが、確かにギヤを手でせわしくなく変えますよね。
肉体労働者はmanual labourと言います。手足を使った労働者という意味なんでしょうしょう。いわゆる頭脳労働者もパソコンを叩くなど、手を使っていますが、イメージは手ではなく頭脳を使っているということだと思います。
manusucriput は 原稿
後半のscriptは書くです。手で書いたものが原稿です(足ではなかなか書けません・・・)
manufactory は 工場
むかしむかし、社会科でマニュファクチャを工場制手工業って学んだ記憶があります。大勢の労働者が一カ所に集まって手作業でモノをつくる、資本主義の初期段階の生産形態だったと思います(広辞苑でマニュファクチャを引くと、ごくあっさりと「工場制手工業」と書いてありました・・・・手抜きですね)
manufactoryは工場です。いまは、手のニュアンスは消えています。
manifesto は マニフェスト
少し前に政治の世界でマニフェストという言葉がはやりました。
日本語に置き換えられないままマニフェストと 言われました。私などは選挙公約の詳しい版くらいに理解していました。英和辞典を初めて引いてみたのですが、宣言書とありました。
それはともかく、manifestoのマニが手というのは面白いと思いました。festoのニュアンスがわからないのですが、マニフェストには手で高々と掲げるというイメージがあるからです。水戸黄門の印籠のイメージでしょうか・・・古いですが。
おわりに
今回は、関正生先生とは関係なく、私が辞書を引きながら確認したものばかりです。ラテン語をルーツにもつ単語が多いということもわかり、面白かったです。