【英会話】海外旅行で困らないように勉強してます。 梅田に泳いで行く・・・?
ノーファイトです。
何の映画か忘れましたが、松田聖子さんがハリウッド映画に出ていました。パニックものだったような記憶があるだけです。
松田聖子さんはほんのちょい役で、タクシーの客でした。町が大騒ぎになっているなか、運転手に向かってこう言いました。
"I wanna go shopping."
つまり、"I want to go shpping." 「買い物に行きた~い」と。
運転手は、「こんな騒ぎのなかで買い物かよ~」という対応でした。
聖子さんはどこに行きたいかを言ってなかったとおもいますが、日本の話だとして、例えば梅田に行きたい場合、どんな英語になるのか考えます。
私たち日本人がやってしまう間違いは次の文章です。
I want to go shopping to Umeda.
たぶん、go に 引っ張られて to と言ってしまうのですよね。
ですが、これだと、梅田に向かって買い物したいに聞こえます。意地悪く言えば、梅田に向かう途中で買い物したいのね、と聞こえます。
もう少しわかりやすい例は次です。
梅田にあるプールで泳ぐために出かけるとき、
I want to go swimming to Umeda.
ですと、梅田に向かって泳いでいくことになります。
I want to go swimming at Umeda.
が適切な表現になるようです。
話は戻ります。
あくまでも梅田で買い物をしに行きたいのであれば、次の二つが正しい表現になります。
I want to go shopping at Umeda.
直訳すれば、梅田での買い物に出掛けたいです。shopping at Umedaが肝です。
または
I want to go shopping in Umeda.
でも良いようです。
at Umeda とするか in Umeda とするかは、話し手が梅田をどのように認識しているかで決まります。
たとえば話し手の頭の中に環状線があれば、梅田は点でイメージされますから、at Umedaが適切でしょう。
他方、話し手の頭の中に、大丸や阪急百貨店が描かれた梅田界隈の地図があれば、梅田は面としてイメージされますから、in Umeda が適切でしょう。
要するに、空間に関しては、atは点、inは面なんですね。
この対比は時間についても当てはまりそうですが、その話はまた後日にします。
前置詞は日本語にないので、難しいです。なので、熟語を丸暗記する傾向にあります。
ですが、atは点、in は面と理解すると、暗記する量が減るだけでなく、応用が効きそうです。
前置詞のこと勉強して、また書きます。