【英会話】海外旅行で困らないように勉強してます。接尾辞ableのつく形容詞② ビジネス英語にもちょっと触れてみます。availableはセクハラに注意
ノーファイトです。
前回は動詞から派生した形容詞は、語尾がableの単語は受け身であることを書きました。
実は、語尾がibleの場合も同じだそうです。発音の関係でableではなくibleになるそうなのですが、私の語彙にはibleを語尾にもつ形容詞はなかったので割愛しました。使えそうな形容詞ありましたら、教えてくださいませ。
アベイラブル available
引っ張りましたが、今回のテーマがavailableです。ほとんど日本語になっていますので、ご存じの方も多いです。ビジネスの場面では実に使い勝手のよい単語です。
動詞のavailの後ろにableがついているので、受け身の形容詞です。availは辞書によりますと「役に立つ」という意味ですが、現在はほとんど使われていないようです。ですので、動詞との関係を無視して、availableの使い方だけ勉強します。日本語で一番近い意味は「利用できる」です。
available= 利用できる
物を主語にする場合
The computer is available. 会話では「そのパソコン、使っていいよ」という感じですよね。
The dress is avalabel in all sizes. 服屋の店員さんが言いそうです。「その服、どのサイズもご用意しています。」
人を主語にする場合(ビジネスの場面)
ビジネスの場面では、日本語でも人を主語にして使うことが多いです。たとえば、「いま部長はアベイラブルかな?」という感じですよね。部長が直接の上司でしたら、
Is the boss available now? という感じでしょうか?
あるいは、私に女性秘書がいるとして、仕事を頼みたいが、いま時間ありますかということを尋ねるのであれば、
Are you availabe ?
で通じると思います。
人を主語にする場合(プライベートの場面)
ですが、人に対してavailable を使うときに注意しなければならないことがあります。セクハラになる危険があるからです。
たとえば、先ほどあげた女性秘書に対して、
Are you availabel tonight? と尋ねるとします。
これが残業を求める文脈であれば「今夜残業お願いできる?」ということになるので、問題はないでしょう。
しかしそうでない場合、「今夜付き合ってくれる?」と聞こえる可能性があります。実に危険ですよね。
プライべートの場面では、available は ナンパの言葉、口説きの言葉になる可能性があるのです。
ずいぶん前のことですが、東南アジア系の女性が、I am available と書かれたTシャツを着ているのを見たことがあります。日本語に訳するのも憚れるような意味になります。その女性、ふざけていたのか、知らなかったのか、今でもわかりません。