映画『空母いぶき』、観ました。
ノーファイトです。
週末の休みに、映画『空母いぶき』を観ました。主演は西島秀俊さん、助演は佐々木蔵之介さんです。amazon primeで観ました。
なんの予備知識もなく観たのですが、面白かったです。
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戦闘場面を見て、日本でもこういう映画が作れるんだと感心しました。非常に緊張感がありました(★ハリウッド映画と比べるのは気の毒です)。
兵器の知識もないので、イージス艦というのは、こういうものなんだと、初めてわかったような気になりました(★観ているのは兵器に詳しい方だけではないでしょう)。
鑑賞後、ネットでググって見ました。
原作はかわぐちかいじ氏の漫画だったんですね。昔、『沈黙の艦隊』を読んだきりでしたが、なるほどと思いました。
そして、映画評。これは完全に二分していました。
数的には否定的な評価が多いように思いました。とくに原作漫画のファンの方は酷評していますね。驚くほど厳しく批評しています。設定が大きく変えられていることなど、わからなくもないところも、いくつかありました。
ですが、私の感想は肯定的な方々の評価に近いです。上の(★)に書いたのもその理由に含まれますが、自衛隊というのは、こういう風に闘うことを強いられているのかと改めて考えさせられました。
その昔、『エニグマ奪還』という映画を見たことがあります。エニグマというのはドイツが開発した暗号です。これも鑑賞後、ネットで批評も見たのですが、酷評されていました。ですが、私にはとても面白い、考えさせられる映画だと思いました。生意気なこといいますと、酷評されている方々は、スケープゴート作戦という暗号解読で使われる作戦をご存じないのかなと思った次第です。多数派の評価が必ずしも的を得ているわけではないと思ったケースの一つです。
なので、『空母いぶき』への酷評も、なるほどと思うところはありましたが、私としては、良い映画でしたという評価を変える気にはなりませんでした。
気分転換といえばサウナしか思い浮かばない現在の私には、よい気分転換となるだけでなく、よい勉強になりました。